謹賀新年。その「きれいなデスクトップ」をいつまで守れますか?DXは「祭り」ではなく「日常」です。
明けましておめでとうございます。KSPの上野です。
2026年がスタートしました。 皆様、年末の大掃除でリセットした「机の上」や「パソコンのデスクトップ」は、まだきれいな状態を保てていますか?
「もちろん。まだ仕事始めから数時間しか経っていないからね」
そう思われたかもしれません。 では、質問を変えます。 「来週の月曜日も、そのきれいな状態を維持できていますか?」
本年の1本目の記事は、新しいシステムやツールを「入れるだけ」で終わらせないための、「定着」のお話です。
1. ダイエットとDXの失敗理由は同じ
新年の抱負で「今年は痩せる!」とジムに入会し、2月には幽霊会員になる。 これは、DXの現場でも驚くほど同じことが起きています。
- 「今年はペーパーレスだ!」とスキャナを買ったが、誰も使わない。
- 「情報共有だ!」とチャットツールを入れたが、結局電話している。
- 「整理整頓だ!」とデスクトップを空にしたが、1週間でアイコンだらけ。
なぜ、私たちはリバウンドしてしまうのでしょうか? それは、「意志の力」に頼っているからです。
2. 「気合い」ではなく「仕組み」に頼る
デスクトップが散らかるのは、あなたの性格がだらしないからではありません。 「デスクトップに保存できてしまう環境」があるからです。
人間は、楽な方へ流れる生き物です。 「とりあえずここに保存」ができるなら、必ずそうします。それを「気合いで整理しろ」と精神論で縛るのは、DXではありません。
KSPが提案する「リバウンドしない仕組み」
私たちが推奨するBoxなどのクラウドストレージ導入は、単なる「データの引っ越し」ではありません。 「ローカル(自分のPC)にはデータを置かない」というルールを、システム側で強制する(あるいは極めてやりやすくする)ことです。
- Box Driveを入れる: エクスプローラーから直接クラウドに保存できるようにする。
- 命名規則を決める: ファイル名の付け方を迷わせない。
このように、「意識しなくても、自然と整理されるレール」を敷くことこそが、本質的な業務改善です。
3. 2026年は「地味なDX」を評価しよう
派手なAI導入や、魔法のような自動化ツールは魅力的です。 しかし、現場の生産性を本当に支えているのは、 「ファイルを探す時間がゼロになった」 「最新の図面がどれか、全員が即座にわかるようになった」 といった、地味で当たり前のことの積み重ねです。
お正月という「ハレの日(非日常)」は終わりました。 今日から始まるのは、泥臭い「ケの日(日常)」です。
今年のKSPは、皆様のその「泥臭い日常」に徹底的に寄り添います。 派手な打ち上げ花火のような提案ではなく、「来年の年末も、皆様のデスクトップがきれいなままであること」を目指して、地道な仕組みづくりをサポートしてまいります。
本年も、ケーエスピー株式会社および、KSP総合研究所をどうぞよろしくお願いいたします。
私は、製造現場の「もったいない」を知るSEとして、その「めんどくさい」に隠された「お宝データ」を発掘し、仕組み化するお手伝いをしています。
「ウチも同じ問題を抱えている」 「何から手をつければいいか、一緒に考えてほしい」
そうお考えの経営者様、ご担当者様。 まずは、あなたの現場の「めんどくさい」を、私に聞かせていただけませんか。
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